小迫です。
一般社団法人Healthcare Opsの代表として、病院経営にまつわる事例を集めていたり、ワークショップを運営したり、本ブログメディア“Healthcare Compass”を更新したりしています。
一方で、月曜から金曜の10時から18時までは、インターネット企業でサラリーマンとして働いています。
サラリーマンとして働く中で、耳にするビジネススキルは以下のようなものです。
思考系
- ロジカルシンキング
- クリティカルシンキング
- デザイン思考
- システム思考
手を動かす系
- Microsoft Office
- RやSPSSを用いた統計
- スライド作成のためのデザイン
- 簿記などの会計
英語
- ライティング
- スピーキング
確かに、上記のスキルの多くは、20代のうちに習得したいもの。
上記に加えて仕事をする上で、ビジネスパーソンは心理学をもっと学ぶべきです。
なぜ、心理学がビジネスで必要なのか?
ビジネスで心理学を学ぶべき理由は、人間はいつも理性的な判断をし続けられないからです。しかも、理性的でない判断には心理学的理由があるからです。
ビジネスは大きな枠組みで整理すると、経済学の領域で体系立って語られることが多いです。その経済学では、消費者は合理的な選択をする、ことが前提に成り立っています。
参照:合理的選択理論 - Wikipedia
ただ、実際の世界では、人間はいつも合理的な選択をするわけではなく、行動の裏には心理学的な要素が含まれています。
これを学問として体系化したのが、行動経済学 です。
参照:行動経済学 - Wikipedia
わたしたちは仕事をしていく上で、人間の感情はつきものです。時には合理性を欠如した決断が行われたり、組織の論理が働いてしまうこともあります。
だからこそ、心理学を学んで、人間の行動の裏にある背景を理解しておく必要があります。
自分をコントロールすることはできる
組織全体や一緒に働くひと全員に、合理的な選択を求め続けるのは難しいです。
ただ自分自身においては、人間の行動の裏にある心理的な仕組みを学ぶことで、理性を保ったまま意思決定をすることできる回数を増やすことができます。
自分をコントロールする心理学を学ぶ
自分自身が合理的な選択を続けるために、私はYoutubeを使って心理学を学んでいます。週1回、メンタリストDaiGoの動画を見ながら帰宅することにしています。
完璧主義と自己批判が先送りの原因!自分を許して即やる人になれるセルフコンパッションの鍛え方
お金がなくなるとIQが下がる!衝撃の事実
メンタリスト流のプレゼンのコツとは? by メンタリスト DaiGo
性格が変わる服の選び方&手帳の使い方
なぜ、DaiGo!?
なんだかメンタリストDaiGoを紹介する記事にになってきましたが。。。
Youtubeを使って心理学を学んでいる理由は、以下の2つ。
- 仕事帰りは、本を読むには、疲れすぎている。
- Youtubeと言いつつ、音声だけで理解できるので、電車の中で聞きやすい。
たまたま見始めたら、「人間の行動の裏側には、こういう心理があるのかー」とわかりハマってしまいました。
また、DaiGoの動画は、世界中で実験・調査・研究され、発表された論文をベースに解説をしてくれます。
体験談やDaiGoの持論もなく、ファクトベースで話が進むのも良いところです。
改めて、
人間はいつも合理的な選択をするわけではなく、行動の裏には心理学的な要素が含まれています。
裏を返すと、人間の心理学的な部分を理解すれば、他人はともかく、自分自身をコントロールすることは可能になります。
そうすれば、仕事において、できるだけ多くの合理的な選択ができるようになります。
本などで学ぶのも良いのですが、電車通勤されている方は、Youtubeを使うと効率的に知識をインプットすることができます。
一応、本の紹介をすると、、、以下の本が面白かったです。