Healthcare Compass (ヘルスケアコンパス)

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クラウド電子カルテの代表格!『クリプラ』に迫ります

こんにちは。みほ🍉 (@miho_runrun) です。
前回の記事に引き続き、本記事ではクリニック向けクラウド電子カルテを詳細に見ていきます。

前回記事

特に

  • 扱いやすさ(UIUXの観点)
  • 使いやすさ(レセコン等との連携)
  • 価格帯

を中心に見ていきたいと思います。

今回はクラウド電子カルテ業界と先頭で引っ張る『クリプラ』に迫ります。

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<目次>

 

1. 『クリプラ』とは?〜だから使いやすいのか〜

クリプラとは、クリニカル・プラットフォーム株式会社が提供する電子カルテです。

主にクラウド電子カルテの提供を行っています。2017年には眼科診療に特化した電子カルテ「CLIPLA Eye」もリリースしています。
代表取締役の鐘江 康一郎さんは元々聖路加国際病院の経営企画室ご出身、かつMHA取得をされており、まさに「電子カルテの使いづらさ」と日米での電子カルテ普及率の差をよくわかっている方でしょう。

普段から電子カルテを触れていた方が作った電子カルテだから使いやすいのでしょうね。
ユーザー側と開発側のどちらの意見も言える立場は電子カルテ業界には大変貴重な存在です。

続いて電子カルテ『クリプラ』の中身をみていきましょう。

 

扱いやすさ(UIUXについて)

非常に使いやすさとして定評のある電子カルテです。
どのような状態(診療待ち・診療中・検査結果待ち・会計待ち)の患者がどれくらいいるのか
ひと目でわかるようになっています。

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これはクリニックの評判にもつながる「待ち時間」の解消にも繋がりそうです。
まさに、電子カルテの「使いづらさ」を良くわかっている方々が作れる電子カルテです。

 

使いやすさ(レセコンとの提携)

『クリプラ』は有料プランにてORCA(日医標準レセプトソフト)との連携が可能です。
レセコンとの相性は事務側からの観点として、譲れない観点ですのでこれは素晴らしいですね。
他の連携ソフトも充実しています。(連携機器一覧:https://clipla.jp/function/

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価格帯

『クリプラ』は「ベーシックプラン」と「ライトプラン」があります。
ORCAのセット有無が一番の差となります。
価格帯としても良心的なのはもちろん、よくある「●年利用後は、年間利用費●%アップ」という経年増加の料金体系になっていないところが非常に良心的ですね。
またどちらのプランにも共通して無料プランが存在するので「試してみてだめだったら他のにしよう」ができるところが魅力のようです。

 

2. 他類似サービスとの圧倒的優位点

『クリプラ』の優位点はセキュリティ面と連携企業の2点です。

まず、セキュリティ面ではEV SSLを導入しています。金融機関並みのセキュリティ面を持ち合わせながら、好きなデバイスでアクセスできるというバランス力を保っています。
クラウド電子カルテの弱点を見事に打破しており素晴らしいです。*1,2

次に連携企業では「MEDLEY」と連携。カルテに記載した病名が、それに該当するMEDLEYの傷病情報ページに自動リンクされます。これによって医師が患者に傷病の説明をする際に役立っています。
また、ミーカンパニーの「スクエル・データベース」とも連携。紹介状を作成する際に、医療機関名の一部を入力するだけで、該当する医療機関の正式名称を予測し候補を表示する機能を利用できます。*3

そして更には2018年3月に資本提携によりMTI社傘下となりました。新規顧客獲得はもちろん、MTI社による開発力・マーケティング力のサポートが加わることにより、これまでの良さを活かしながらさらに企業として成長していく未来がみめます。今後に期待です。

 

まとめ

クラウド電子カルテ紹介第一回目は『クリプラ』でした。

クラウドの弱点であるセキュリティ面を見事に打破し、電子カルテの良し悪しに関わる扱いづらさ・使いづらさ・価格もすべて抑え非常にバランス力のある電子カルテです。

まさに、「電子カルテを知っている人」が作っているプロダクトです。

さすが、クラウド電子カルテ業界を牽引する電子カルテ。今後も他企業との連携や眼科以外に特化した電子カルテ、遠隔診療との連携、調剤との連携など、どこまで幅が効く電子カルテになるか楽しみです。

 

参照

  1. PRIVACY POLICY - クリニカル・プラットフォーム株式会社
  2. 開業医必見!クラウド型電子カルテ
  3. クラウド電子カルテ、診療所にじわり浸透(page 3):医療情報:日経デジタルヘルス

 

 

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